糖の過剰摂取と脳の発達による酸素依存

<糖の過剰摂取と脳の発達による酸素依存>

今より10年前はまだ地球の全体像を見ることが出来るのは宇宙飛行士だけでしたが、現在ではインターネット上でgoogle マップ を用いると、衛星写真からそれを誰でもいつでも見ることが出来るようになりました。

中でも環太平洋地域と言われ大陸プレートが移動して出来あがったと思われる陸と海の境界に近い沿岸は、プレートの沈み込みによって非常に大きな溝(海溝)と大陸棚ができており、これまた非常にきれいな境界線を描いています。それらの海溝とは別に、よく見渡してみると違和感のあるひっかき傷のようなものが地球表面のあちこちに存在することが分かります。

一つは中南米カリブ海のキューバとジャマイカの間に存在する、幅100kmー長さ1000kmほどにも達するもの、または、パプアニューギニアやビスマルク諸島の北部で約200kmにわたる縦長の傷、パラオの北東部、マダガスカル北部、北極にある蛇のような形、インドの西、ハワイの東、ペルーやチリから西に1500kmほどの場所にあるいくつかの痕跡、あるいは、地上で例を挙げますとバイカル湖やウイグル自治区の楕円形など、従来唱えられている「パンゲア説」の大陸移動のみでは考えられない地形が数多く存在します。これらは隕石痕のようにも見えます。

話は変わりますが、地球は3つの回転運動をしており、太陽の周りを1年かけて周回する「公転」、地軸を中心に1日かけて自身が回転する「自転」、それとコマが倒れる前にするのと同じような地軸が傾き円を描く「地軸の回転=歳差運動」です。中でも「地軸の回転」は太陽から地表に向かう角度が変わるため、地球の温度への影響は大きいと考えられます。

  

生物は約35億年の歴史があると言われておりますが、その長い歴史の中で5度の大きな絶滅期を迎えていた形跡が化石などから分かってきております。その原因はおおむね隕石や小惑星が超高速(音速数百~数千以上)で衝突し、それがマントルまで到達することでスーパープルームといった大規模で超長期的な火山活動を引き起こしたことが考えられます。隕石の中には地球をかすめて行った物や突き抜けた物もいくつかあったことでしょう。恐竜など生物の絶滅原因について、隕石か?火山活動か?とそれらは分けて考えるのではなく、隕石が大規模な火山活動を引き起こしている可能性は往々にしてありえます。

恐竜は1億5千万年ほどの長い間、地球上(または海洋)で繁栄をしました。原始人間の誕生が数十万年前であることを考えると想像を絶する長期間の繁栄でした。それは地球上の気候変動が少なく穏やかな気候だった事を意味します。

恐竜や裸子植物の大型化から推測するとその頃の地球は非常に温暖な気候であったことが予想され、これは地球の地軸が安定していたことも意味します。

その後、恐竜の繁栄は今から約6500万年前に終わりを迎えます。ユカタン半島付近に隕石落下の形跡があることは以前から知られていますが、インド半島の西部にも近年隕石落下の形跡があることが言われるようになりました。このことが直接のきっかけかは不明ですが、インドにあるデカン高原はこの前後300万年ものあいだ、脈々と火山活動を続けて現在のような高原が出来上がったと言われており、このときの噴煙が地球の気温を長期間に渡って下げた原因とも言われております。それにより、地球は以前に比べ大幅に寒冷化し植物は裸子植物から、寒さに強い種子が皮に囲まれた被子植物へと変異していきました。裸子植物が主食だった草食恐竜は個体数が減り、なおかつ被子植物が作り出す「果実」の取り合いにおいても他の動物に負けてしまい、地球上から消えていきました。この樹上にある「果実」の取り合いにおいての勝者は、【昆虫】【鳥】【蛇】と人間の祖先となる【サル】でした。考えによっては恐竜は絶滅したのではなく、鳥や蛇、その他の小型爬虫類に変異したと考えるべきかもしれません。

これら「果実」の取り合いの勝者は、果実に豊富に含まれる糖(果糖、ぶどう糖などの単糖類)を積極的に摂取し、それに比例するように糖を主要エネルギーとしている中枢神経が発達していきました。特に樹上で敏捷に移動することが可能で、手を起用に使う事が出来た【サル】が最も取り合い競争において有利だったことが予想されます。

その後、「サル」から「ヒト」へ中枢神経の発達と共に変異していき、現代まで続きます。余談ですが本能的に昆虫や蛇が嫌いな人が多いのは、この争いが原因かもしれません。

近代~現代人は米や小麦など安定的に炭水化物を摂取することが出来るようになったおかげで、それまでに比べ寿命が飛躍的に伸びました。これらは主に「でんぷん」が主であり、唾液のアミラーゼででんぷんの糖鎖が切断されていき、数個~数十個の糖鎖であるオリゴ糖や、二糖・単糖などに分解されます。オリゴ糖は乳酸菌やビフィズス菌などいわゆる善玉菌の栄養源になることも知られています。このようなでんぷんの摂取のみでは過剰に単糖を摂取することはまれでしたが、近年では特に飲料や菓子に過剰な単糖が添加されており、昔に比べると極端に摂取量が増えた物質の一つです。

このことは体のあらゆる部分に悪影響を及ぼすはずですが、麻薬と同じで依存性があり、また脳を初めとする中枢神経のエネルギー源という事もあるため、摂取を控えることに対して「脳が言い訳をする」ことが頻繁に見受けられます。<~2018.7.18>