Pumpless ドロップレットチップ

弊社では、バイオテクノロジー研究、加工食品、化粧品、医薬品などで用途が拡大しているドロップレット(エマルジョン)を ①非常に安定なサイズ ②簡便 ③どこででも生成可能な送液装置がいらない「Pumplessドロップレットチップ」を開発いたしました。

本製品の要素技術は、理化学研究所と同志社大学の知財を用いて、およびR2年川崎市産学共同研究開発プロジェクト補助金事業、市村清新技術財団 第108回新技術開発助成で培われたものです。

製品は下記のような真空パック状態でお手元に届きます。

 

真空パックから製品を取り出し、連続相チャンバー(オイルなど)と分散相チャンバー(水溶液など)を注入すると、大きなサイズでは1分~、小さなサイズでも10分以内に数万~50万個のドロップレットが生成されます。

チップサイズにより生成量が異なり、ラージサイズでは最大100μl、中サイズでは最大75μlのドロップレットが生成されます。

 

本製品の構造と原理は下図になります。

ベース板に細い流路が形成されているチップを密着させトンネル構造を作ります。トンネルの端と端にはサンプル注入とドロップレット生成後に回収するチャンバーとなる縦穴を成形します。その回収側のチャンバーに向けて細かい凹凸構造が付いたPDMS製のチップを貼り付け密着させます。

このように3枚構造のチップを密着させて、真空パック化します。

細かい凹凸構造により、真空部分の表面積がチャンバーのみの場合に比べて15倍ほどになるため、強い吸引力が持続します。

下図はご使用方法の流れになります。