新技術開発

新しく開発した技術と製品を紹介いたします。

 

ポンプレスPDMSチップ

研究分野でマイクロデバイスを用いた医療応用への開発が頻繁に行われ始めるようになったのは西暦2000年前後です。その後、東京大学など各大学の研究室、理化学研究所や産業技術総合研究所などの公的研究機関、大企業、中小、ベンチャー企業など様々な研究機関で開発が進められてきました。特に微量の血液や細胞溶液を流すことで病気の診断が出来ることを目指したマイクロ流体デバイスや、オイル中に水滴を形成するドロップレットの作製を目指したドロップレットチップが開発されてきました。

しかしながら、2021年現在におきまして、予想に反しこれらの診断チップは市場に採用されておりません。その理由を検証しますと

①チップに液体を流し込む装置(ポンプシステム)の開発が難しい

②同装置のコストが高く市場に受け入れられない

③元々チップ自体が高額で、量産に進むために必要な事前検証(セミプロセス)における費用が捻出できない(例:研究時において20,000円/1枚のチップを1万枚使用して検証を行いたいく、10,000円/1枚にはなったが1億円は準備できない)

④PDMSチップは鋳型に対しての転写性が高いため理想と同じ構造を作れたが、量産時に汎用樹脂(PS,PP,PMMAなど)に移行した場合、その構造が作れない

⑤PDMSで量産したいが、量産できる会社や設備が無い

などの理由が考えられます。

これらを解決するために、弊社は

 

 

超高速PCR装置